症状
一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめない
眠れない、食欲がない、疲れやすい など
うつ病とは?
うつ病とは精神的・身体的ストレスによって、脳がうまく働かなくなり“気分がすぐれない”などの精神症状や“眠れない”“食べれない”などの身体症状が現れ、日常生活に大きな支障が生じてしまう状態のことです。少しでも「うつ病かな?」と思ったら、早めに専門家にご相談ください。うつ病を克服するためには、しっかりと休養をとることが大切です。
主な症状
精神的な症状:
寂しさや不安が募る、やる気が出ない、好きなだったことに興味がもてない、反応が遅い、落ち着かない など
身体的な症状:
食欲がない、眠れない、体がだるい、疲れやすい、頭痛や肩こり、動悸、胃の不快感 など
治療方法
うつ病の治療法には薬物療法と精神療法があります。
薬物療法では抗うつ薬が用いられます。
抗うつ薬を使って脳内の神経物質のバランスを整えます。
主な抗うつ薬として、SSRI、SNRI、NaSSA、三環系抗うつ薬、四環系抗うつ薬などを用いて治療を行います。
また、精神療法では患者さまの考え方を見つめ直すサポートを行います。
代表的な精神療法には認知療法と行動療法があります。
認知療法では、自分の考え方(認知)の傾向を理解して、より現実的で問題が解決しやすい「物の捉え方」を学びます。
行動療法では、自分自身の行動を分析して、行動に変化や修正を加えることで、行動によるこころの状態変化を学びます。
この2つを組み合わせたものを認知行動療法といいます。
当院では薬物療法と精神療法を併用し、なるべくお薬の量を最小限に抑えながら薬物療法に偏ることなく、患者さまが安心して治療に取り組めるようにサポートしてまいります。